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GO TOキャンペーンだから「旅」を考える その4 会った瞬間に褒められる喜び

平田進也さんとお会いすると、思いっきり褒めてくださいます。

例えば、「加藤さん、その白いカーディガンええなー。上品だ、良く似合ってるよ」「そのバック、グッチの生地によう似てるな。やっぱりそうか、同じ工場か。いいもの選んだね」「そのピンクのスカーフ、どこで買ったの?大丸、阪急?」「ネイルの色が上級者やね。ベージュと緑の組み合わせはすごいわ。オシャレやね」今思い出して書いていてもニコニコになります。同席していた平田さんの同僚である田村さんは「加藤さん、平田さんはね、最後はボタン迄褒める人なんですよ!」と笑います。

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平田さんの言葉で感銘を受けたもののひとつを紹介させてください。

「人間はみんな褒められること、認められることを欲しているんです。

山本五十六の有名な言葉があるじゃないですか。やってみせ、言って聞かせてさせてみて、褒めてやらねば人は動かじ。

この最後の褒めるという仕上げがあるからこそ、それが余韻として相手の心に残って、「あの人にまた会いたい」「自分も頑張ろう」と相手に思わせることができるんです」。

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これまで平田さんとの旅の出発点は、鳥取駅・新大阪駅・千歳空港でした。そこで参加者一人一人と笑顔で「おめでとう!」とあいさつして相手の変化、今日のおしゃれを褒めたたえる平田さんの姿を拝見していました。

お客様も笑顔、平田さんも笑顔、笑顔の輪が広がるとはこういうことだとわかりました。

お金も時間にも余裕がある上客の皆さんが、平田さんの旅に何度も何度も参加する理由がわかります。笑うために来ている、仲間の元気を確認するために来ていると話すお客様の顔を見て「旅」の意味を考えるきっかけになりました。

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