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恨みを考える その3 嫉妬心を認め客観視する

「恨んだり、嫉妬する自分が嫌いです」と相談を受けたことがあります。有名企業の取締役の方でした。

私は、正直な方だと思いました。そしてよくぞ私を信頼して話してくださったと思いました。

その方にしたアドバイスをここで紹介します。

1.嫉妬心を書き出してみる

意外にも、「自分は嫉妬している」と認めるだけで気持ちが楽になります。

「嫉妬している自分」がみっともなくて情けなくて、でも相手も憎い。そんな状態を心の奥底に閉じ込めておかず文字にしてみて、あっさり認めてしまいましょう。

この時、万年筆や鉛筆、ボールペンではなくて、パソコンのキーボードで打つことが結構大事だと思います。直筆だとちょっと重いのです。

 

「だれに」「なぜ」「いつから」嫉妬しているのか…書き出してみるとより具体的になります。具体的に書き出すことで、心の中が随分整理できます。

いつ頃からそう思うようになったのか。

具体的には、相手の方のどんな発言や態度を見るとそのような気持ちになるのか。

つまり、嫉妬の原因を書き出すのです。

 

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2.嫉妬しない自分になれるかを考える

嫉妬の原因を書き出したら、その原因を解決する方法を考えることが出来ます。

書き出したことを出力して紙を見て考えてください。すると、不思議なことに第三者的な気持ちになれるのです。

 

嫉妬の原因を解決するときには、できるだけ「自分が変わる」ための行動方法を考えてください。憧れたり、憎んだり、妬んだりする相手と接する時間を減らす、ゼロに近くする努力をしてください。

自分一人で行動を変えて努力をある程度(1か月)しても、どうしても解決できないときには、原因が書かれた紙を信頼できる人に見せて相談するのも良いと思います。

 

明日は、嫉妬する心を忘れる方法、切り替える方法を紹介します。

 

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