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仕事の流儀 その8 短時間で信頼してもらう

取材をする機会が多い仕事です。先方がお忙しい方の貴重な時間を頂戴していると思うと、だらだらは出来ません。

初めて会った方に心を開いてもらうには、こちらの自己紹介が重要です。

「この人にだったら、話をしてもいい。きっと自分の想いを正しく伝えてくれるだろう」そう信頼してもらえるかどうかで楽しい実りある時間になるかどうかが決まります。

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ポイントは3つあります。

1.信頼してもらえるかの鍵は、1分の自己紹介です。

→恥ずかしがらず、自分の特技やユニークさを短くわかりやすく次々と出していかねばなりません。

2.共感、共鳴してもらえるようなキーワードを出せるか否か。

→相手の方の出身地、趣味、スポーツなど最低限の情報は仕入れていきましょう。

3.褒められて嬉しくない人はいません。初めて会った方と名刺交換を終えた段階で3つの素敵を嫌味なく言葉に出来るかどうか。

→実は私は30分ほど話をしたら、最低でも9つはその方の素敵なところを見つけられる自信があるのです。

 

お時間をもらって相手に楽しいと思っていただく。また会いたいと思ってもらえるような印象を持ってもらう。これが出来れば素晴らしいです。

そして、記事に対して「自分が伝えたいことを書いてもらえて嬉しかった」とコメントをいただけたら、ライター冥利に尽きます。実はつい先日初めて会った方記事を書いて、こうした感想を頂きました。

 

その方は地域を愛して町の情報発信をしている方でした。新聞社2社にも取り上げてもらえたそうですが、数字ばかりを大きく扱われて、自分がなぜ町を取材しているのかといった芯の部分を書いてもらえず、少し残念な気持ちだったとおっしゃっていました。

 

自分のことをアピールするのではなく、第三者が書くことによって、その方の活動の価値が上がることって多いと思います。ライターとしてその方の活動の後押しができるような仕事をしていきたいです。

 

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