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仕事の流儀 その5 責任は取る

私は34年仕事を続けていますが、自分のチーム人数は最大でも14人の経験しかありません。

でも、2人でも10人でも14人でもトップである以上、スタッフのミス、組織のミスから逃げようと思ったことはありません。言いがかりだ、誤解だ、相手に悪意があるといったこともありましたが、とにかく話を聞く、何とか解決の糸口を見つけて自分も相手も納得して前に進めるようにしてきました。

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私がまだ30代前半の頃、同僚が「加藤さんは平気で謝れるんですね」と嫌味を言ってきました。その人は、私より年上でキャリアにもかなり自信を持っている人でした。

私はあえてがっちり真正面から彼女と話そうと思いました。

私「謝るって駄目なことですか」

A「謝ってしまうと責任問題が発生しますよね」

私「私が取れる責任はたかが知れているけど、対外的にも社内的にも責任は取る覚悟は持って毎日仕事してるよ」

A「私はそういうことをしたくないから管理職にはならないんです。責任取ってもらう立場しかいやだわ」

私「でも責任取らない場所で生きてると、任される仕事も限られるし、自分が見える景色もいつも一緒だよ」

A「私は編集長のように、ポジションもいらないし、目立ちたくないからいいんです」

私はこの時、言いたいことを飲み込みました。

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目立ちたいわけでも、編集長になりたかったわけでもない。責任をしょって仕事するプレッシャーやストレスってかなり大変なんだけど、乗り越えると快感なんだよね。

伝えるべき人には、「仕事する姿勢と言葉で」”責任って辛くて重いけど、いいもんだよ”という想いを繋げていきます。

 

 

 

 

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