働くことの意味　その９　苦しくても笑顔で先頭を走る→あま屋さん

このメニューを食べたのは、3年前だったと思います。牛トロとウニを合わせるなんて、斬新すぎ。春ウニが飛び切り美味しく感じる絶妙さは、一度食べてもらいたいです。2700円(税別)

このうに丼他、春ウニの玉手箱（カニの爪やいくらなど）確か4700円など、お値段にも驚く人も少なくない、キレッキレの新商品を私たちに提供し続けてくれるのが、新ひだか町静内にある、あま屋さん。

地域の飲食店、宿泊施設を束ねて、オール日高でプロモーションを行ったり、共通食材で新メニューを作ったりと、地域のリーダーとはこの人のことを言うのだろうといつも尊敬しています。

★　★　★　★　★　★　★　★
HIDAKAおもてなし部会のリーダーでもある、天野洋海さん、私はもう8年ぐらいの付き合いになるので、ひろちゃんと呼ばせてもらっています。
とにかく、日高のことを愛して、日高のことを調べぬいて、歴史や食文化を知ったうえで新しいことにチャレンジしていくのです。

私が企画する特別なグルメツアーで、ランチをあま屋さんにお願いしたことがあります。
熱く熱く地域のことを、昆布のことを語ります。
昆布だしのスープ、昆布パウダーを練り込んだパン、その日の材料のタコをどうやったら柔らかく煮込めるのかなど、余すことなくお話してくださいます。

その思い、真面目さは、美食家たちの心に届きました。

地元の人が地元のことを誇りを持って伝えることがなければ感動は生まれません。感動しない人はリピートしませんし、友達に伝えることもしないはず。

あま屋さんの、ひろちゃんのファンが札幌に、東京に、香港に、台湾にいるということは凄いことだと思います。
辛い今年の春ですが、情報発信を続けているひろちゃんを応援しないわけにはいきません。