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20代 初めての就職活動 おかげさまで就職活動は全勝でした。

就職活動は、氷河期でもバブル全盛期でもありませんでした。例えると、曇り空で少し光の筋が見えた1985~86年でした。

実名は伏せますが内定を頂いた会社、業種を列記します。前の5つは東京本社採用で後ろは北海道でした。

服職メーカー O、電機メーカー T、百貨店  I、コンピュータ会社 I、人材派遣会社 T、リース会社 H、地方公務員上級2つでした。統一感がないのが、私らしい気がします。

 

振り返ると、大学時代の成績が良かった(多分、良が3つぐらい)。小論文が得意だった。面接(集団、個別)も緊張しなかった。このへんが当時の採用官に好印象を頂いたのだと思っています。

 

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ここで、ひとつ失敗したなーと思っていることがあります。

なぜ、東京で就職しなかったのか。3年でも5年でもいいから新卒で首都東京で勝負すべきでした。

 

東京を選ばなかった一番の理由は、夏季の就職活動中に感じた「暑さ」に負けたことです。

屋外は暑い(スーツが絞れるほど)。建物に入るとびっくりするほど涼しい。

夜も熱すぎる。クーラーを知らずに育っている私には、毎日が乾燥と寒さとの戦いでした。

 

最終面接では六大学のエリートっぽい男子と並んでいました。多分偏差値だと15以上違う人たちだろうなと察していました。

頭のいい人たち、都会のスマートなカッコいい男子に囲まれ田舎育ちの真っすぐだけが取り柄の私は、皆の話を聞いてあっという間に面接が終わっていたという思い出しかありません。

その非日常の場に身を置くことが楽かったため、緊張感はゼロでした。きっといつも通り大きくうなづいて、ニコニコしていたのだと思います。一歩引いて見てみると、それはとっても協調性の高い明るい人に見えたのでしょうね。

 

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