2025.08.30 ビジネスコミュニケーション カウンセリング
プロフィールづくりお手伝いしています

「起業して1年、思った結果が出ない。何が理由だろう」という35歳のITに強い社長から相談を受けました。
名刺交換をし、雑談を15分ほどして私にはその理由が見えました。
名刺はホームページに、目の前のK社長の意欲的な言葉や、起業前の学び、人脈が名刺やホームページから全く伝わってこないのです。
ライターさんに書いてもらったホームページのタイトルや見出しが、当たり障りがないのです。
全くさらに本文を読もう、一度会って話を聞いてみようと思えるような、ひっかるワードが見つからないのです。
K社長から、今の状況から脱却したいという強い要望があったので、1時間のリアルミーティング、オンライン会議2回の3回を10日間で実施しました。
私から見た社長の素敵ポイントは
1 スピ-ドがある
2 相手の立場に立ってしっかり話が聞ける
3 好奇心と学ぶ意欲が強い でした。
そして、社長が今後展開したい仕事は2つありました。
大学生、若手社員に対しての教育と、ITを業務に取り入れたいという中小企業の社長の右腕になりたいです。
この特徴と目指すことを組み合わせましょう。
そして、それが遂行できる実績を論理的に語れるストーリーを作りましょう。
ここまできたら、あとは書くだけです。
自分(中学生時代から)をよく知っている方がライターなら、ホームページを任せてもいいでしょう。
そして、経営に関してのアドバイスができるITに関して専門性が高いライターであれば、インタビューを記事にする際に、わかりやすく書けるかもしれません。
それができない、営業的なWEBのライター経験しかできない人に自分の大切な未来を託すのは、暴挙でした。
名刺とホームページを直すこと、それを行うために自分の棚卸をすること。言語化することで、わずか1か月で社長の顔つきも変わりました。
そして、3か月後には予想以上の大型受注が出来ました。
自分に頼ってほしい、任せてほしいという前に「信頼できる専門性が高い自分」を、あなたを知らない人、初対面の伝えているか、そのツールが整っているかを見直してみてください。