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相手に聞いて貰える話し方 その1 場づくりとプラス思考

話を聞いて貰えない、話が盛り上がらない、2回目のデートにつながらない…。

こうした悩みを持つ人はかなり多いと思います。そんな時、会話自体のスキル(技術)に目が行きがちで、ハウツー本を読むなどの努力をしていると思います。でも、その前に「この人と話したい」と相手の方に思ってもらえるかどうかが重要なのです。

つまり、「場づくり」が肝要です。

 

人に好かれるための最初のステップは、明るくて雰囲気の良い空気づくり、場づくりをすることです。

心から楽しいと思っている人の周りには、自然に明るく穏やかな空気が流れています。反対に、イライラしている人にはピリッと張り詰めた空気が漂います。そのため、近寄りがたい、必要なこと以外は話さず早く逃げたいと思うものです。

この空気が、言葉を交わす前に相手の気持ちに影響しています。明るい空気は良い印象を、ピリッとした空気は嫌な印象を与えてしまうのです。

 

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めっちゃ楽しい、幸せと心から思うと、ワクワクしている人の空気は、相手もワクワクさせます。巻き込みます。

物事をプラスの面で見ることが身についていると、ほぼ365日毎日が幸せオーラをふりまける自分になっています。

プラスの方向で物事を捉えることを、『陽転思考』と言います。イライラしたり、辛かったり、緊張でがちがちなときにも平常心でいるためには、プラスの考え方が必要です。

 

自分のことを話すのは恐縮ですが、実例を書きます。

先日、ある自治体との打ち合わせの中で、私の想定した内容とはかけ離れた、真逆な回答がありました。

そのとき私は、「嘘だ―。この時期になってそんなことある?」と思いました。簡単に言えば、ショックを受けました。でも1分後には「コロナのせいでもなく、自治体や担当者が悪いわけではない。でも3月からずっと走ってきてこれはないよ」。zoom会議だったので笑って射はいましたが、鈍器で頭を殴られたほどのショックでした。でも、急にこんな風な考えになりました。「これを乗り切ったら、さらに一段上に登れるはず。この苦しさを一緒に知恵を出して戦ったらすごい事になる。日本中の自治体の為にもきっとななる」と、何故だかわかりませんが、闘志がメラメラとわいてきました。

そして、乗り越えて成功した仲間と自分の姿を想像できました。だから、きっとこの事業は上手くいく。これを形にしないとダメなんだ。成功した時の打ち上げパーティ楽しいだろうな。

こんな風に日々考えています。

相手を責めても仕方がない時には、出来うる最善策を考えるのがいいと思いますよ。

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