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浮いていた私。花新聞北海道編集長時代の闇から脱出するためのアレコレ

今日は、前回に引き続き「私のことを好きじゃない、どちらかと言えば私を嫌いな同僚との関係性構築法の実例」をお話します。
女性スタッフ8人との日々。編集長なんてポジションを得て最初は立場で理解してもらえる。編集長の言うことは聞いてもらえるなんて思っていた世間知らずでした。半年経って気が付くと1対8の厳しい状況に。
1対1の対話の時間を作ってもらった1回目には、私の現状(通勤が1時間ぐらいかかっている。子供の延長保育は7時までなので、6時に会社を飛び出してギリギリ。朝は早く来れるが夕方はみんなを残して先に帰らなくてはならないので心苦しい)を伝えたところ、子育て中の方はゼロ既婚者は2だったのですが「なんだそうだったのか!それは仕方ないですよ」という反応がありました。
2回目は、それぞれの方が持つ職場への不満や不安、ライターやデザイナー、制作、営業、総務担当としてどんな仕事をしたいのか深いところまで伺いたいなと思い対話の時間に臨みました。
その時に心がけたのは、相手の話を最後までしっかり聴く。途中で口を挟まないということ。
もう一つは、「大切なことだからメモにとっていい?他の誰にも口外しないから」という一言でした。
結果は1人30分の予定でしたが、どうしても時間をオーバーしました。「仕事の都合どう?」と聞くと「こういう話聞いてもらうの初めてだから嬉しい。最後まで話したい」という人ばかりでした。
20代から50代まで、経歴も様々な同僚の話を、花新聞という新しい媒体がスタートして半年も聞いていなかったことがまずかったなと大反省しながら、目の前に座るスタッフの話を真剣に聞きました。
それぞれに「夢を抱えて来たが日々の仕事に追われている」、「今度こそここで結果を出して勝負したいと思っていたが、何に向かっていたのか忘れかけていた」、「自分のポジションが不安定なので迷いだしている」などかなり深いことを話してくれました。
よくここまで、つい数日前まで信頼していなかったはずの私に話をしてくれたなと、嬉しさよりも責任をズドーンと感じた36歳の秋でした。
次回は、チームになるために行った小さいことだけど具体的な行動をお話します。

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