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いきなり編集長になったら、人間関係の地獄が待っていた

今日はなぜ、私が対話を基にしたコミュニケーションを大切にしよう、学ぼうと思ったのかを書かせてもらいます。
きっかけ、原点をお伝えしますね。
4つ目の職場は、新聞社でした。「花新聞ほっかいどう(道新スポーツ)」という、日本初のガーデニングの新聞の創刊編集長にとお誘いいただきました。35歳の私にとっては夢のような話です。
しかし、やはり甘くはなかった。新聞社勤務、札幌でのライター・編集者のキャリアがない私がいきなり編集長。
「あんた誰?」の視線の痛いこと痛いこと。さらに多様な雇用・いびつな収入体系。私より年上も、編集キャリアも先輩格がいました。
さらに全員独身なのに、私は6歳と4歳の保育園児を抱えての勤務などなかなか理解されづらい環境でした。
でも、立場的にもそんなことを言っていられない。互いの理解が浅く信頼関係が築けなければ、紙面にも悪影響しかないと、くよくよしている日々から抜け出ようと決心しました。被害者意識の半年から気持ちを変えたのです
ちょうど8号発行して、年末進行を考える忙しい時期でしたが、勇気を振り絞り人間関係を改善しようと決めました。
まず、全スタッフと週1回個別対話を行うようになりました。朝晩の挨拶しかしなかった人さえいたのに、なんとかお願いして時間を作ってもらいました。
早い方だと2回目で相手が変化し、3回目には私への理解と興味を持ってくれる人も現れ、雑談が出来る関係になりました。
こうした経験を基に、豊かな会話、編集会議でのクリエイティブな議論は、どのようにして成り立つのか。生きいきとしたコミュニケーションの可能性を実現するためのオリジナルメソッドをコツコツ作り上げてきました。23年になります。
苦しい日々もありましたが、立ち向かい工夫する中で、「対話こそが、組織力を上げるものだ」と気が付きました。
チームワークが生まれて、読者からの反応もよく、媒体評価も上がり、広告もとれるようになってきた、つまり成果が表れはじめました。
自分を好きではない方と対話を重ねる上での具体的な工夫は、次回ご紹介します。

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