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妬みを考える その1 誰もが妬まれてしまう

男女、ポジション問わず「妬み」に対しての悩み相談を受けることがあります。年間30人ぐらいですが、2000年からと考えても600人ぐらいからお話を聞いたことになります。言いづらいテーマなのに、こうした話を聞くことが多いのはカウンセラーとして当たり前ですが、守秘義務を守ることと、お母さん姉さんキャラだからだと思っています。

妬みを受けることが多い人、妬んでしまうことが多い人どちらの話も聞き、見えてきたことがあります。コロナ禍でなんとなく心が荒みがちな毎日なので、もしかしたら役に立つこともありそうと思い、数回書いてみます。

 

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私が考える妬みとは、「羨ましい」を越してしまい、特定の相手に対して敵意を持ってしまう状態です。言い変えると「嫉妬」「執着」です。

 

  • 自分が欲しいものを相手が持っている。
  • 自分が理想と考える生活を相手がしている。
  • とても幸せそうに見える。

つまり自分が手にしていないものを相手が持っていることが、羨ましい、妬ましいへのスタートです。

 

「私は特別なものを持っていないから、普通だから妬まれない」と考える方もいるかもしれません。

でも違うのです。

特別なものを持っている人だけが妬みの対象になるわけではなく、日常生活のほんの些細なことが妬まれるポイントになってしまうこともあるのです。だから、防ぎようがないと恐怖心を持つこともあるかもしれません。

 

例えば、職場でいつも声をかけてもらえる人と、かけてもらえない人。上司から仕事を任されている人と、任されていない人。こんなことから始まります。また、共通点が多い人に対して妬みを抱くことも多いです。同じ年なのに、同じ高校出身なのに…ということです。

 

自分は上手くいっていないと感じている人たちが、上手くいっている、目立っている人を羨ましいと思い、それがだんだんと「ムカつく」というように妬みに発展していきます。妬まれないように地味に質素に生活しているつもりでも、相手次第なのです。当たり前の生活の中に妬まれポイントがあるのです。

 

怖くなったり気分が悪くなった方、ごめんなさい。

明日は少しでも明るい気持ちになれるように乗り超える方法などを書きます。

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