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三世代旅の要は長女 その8 感激するとお礼は10倍。

台湾の20代後半から30代前半の女性向けのライフマガジンに、私が関わる地域を取材してもらったことがあります。当初は4ページの特集だったのですが、取材を終えてページの校正をしているうちに20ページの大特集だと気が付きました。予定にはありませんでしたが、襟裳岬近くの青空と海を背景にした表紙の立派な雑誌が台湾の一流書店や、コンビニに並んだのです。

 

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この雑誌に出会ったのは、台湾のエージェントとメディアの方に集まってもらったプレゼンの会合でした。

旅行エージェントは日本の著名な観光地の会合になれているので、一日に3回もこうした集まりがあって疲れた、あきれた表情だったことに初心者の私たちは焦りました。

そんななか、日本の著名なバイク雑誌、自転車雑誌の編集長だった日本人の男性が私のところにやってきました。

「襟裳岬にはツーリングで何度も行ったことがある。台湾の働く女性たちは、海が見える広々としたところでゆっくり過ごしたいという希望を持っているよ」

「君たちの地域にはその可能性がある」

情熱的に語るその社長の言葉を私は信じてみようと思いました。そして、地域の方と取材メニューを相談して、出来るだけ編集者の希望に沿うよう体制を整えました。

出会ったのが2月、取材は7月、発行は8月末とものすごいスピードで進みました。

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20代の編集者、モデル、ヘアメイクの3人が台湾からやってきました。カメラマンは東京、そして札幌の私が千歳空港で合流し、日高に向かいました

車内で自己紹介をすると、女性4人が全員長女でした。特に編集者は日本語も堪能で、論理的に語る知的女子でした。

彼女から事前にリクエストもらっていたことは、全部かなえたつもりですが。取材の中で、「出来れば○○したいな」という言葉が出てきました。それをかなえるのが、現地コーディネイターの私の仕事。地域の皆さんと8年間のお付き合いで培った人脈をフルに生かして、頑張りました。

 

その結果が、4ページが5倍の20ページ、超有名観光地(鎌倉、京都)しか表紙になったことがないのに、えりも岬が表紙という結果が出ました。予想と希望を超える結果を出すと、相手もそれに応えてくれるって気持ちがいいですよね。

 

 

 

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