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子育てと仕事の両立 その11 保育園に入れてもらいたい

フリーライターとしての仕事を、東京の出版社(小学館、主婦と生活社、農文協他)から頂いて、取材や撮影に出張の必要性が伴うことが増えてきました。当時は原稿料のほうが3000円ぐらい高いかな?というほど高額なベビーシッターさんに依頼をして仕事をしていました。

子ども2人は、2歳半と、6か月になっていました。上の子供は1週間に4回も小児科に駆け込むような、いわゆる病弱な子でしたが、下の子供は予防接種以外病院との縁がないような状況でした。

 

消費生活アドバイザーとして、電機メーカーでの勤務を短期ですが経験した後に「経済産業局の消費者相談室」という、アドバイザーとして名誉な仕事の依頼が入りました。

保育園に入りたいと思いました。

 

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そして、豊平区役所に子供二人を抱えて書類をもらいに行きました。正職員(教員や看護師)、母子家庭を最優先しますという先方の説明を聞いて、ライターと消費者相談員の兼務という、あまり一般的ではない私は厳しいことを感じました。

保育園に子供を入れたいと思ったのと同時に、家を建てたいという気持ちが重なりました。

土地はすぐに見つかりました。偶然ですが、保育園を経営する社会福祉法人の理事長さんから土地を購入しました。保育園迄徒歩2分という好立地でした。

ベビーカーに娘を入れ、息子の手を引いて、保育園の近くまで散歩に行っていました。ある日、保母さんが「あらお母さんどうしたの?悲しそうな顔して」とフェンス越しに話しかけてくださいました。

「区役所に行ったんですが、なかなか入所が厳しいみたいで」と話すと、

「2人同時は大変かもしれないけど、お兄ちゃんをまず入れて時間差という手もあるよ」と教えてくれました。

私は、2人同時にお願いすることしか頭になかったので、なるほどねーと少し明るい気持ちになりました。そして、ライターとして北海道十勝の広い青空をテーマにした大特集24ページの冊子「私のカントリー」を持参し、ライターとして頑張っていることも全力でアピールしました。

区役所の担当の方も、2度目となると、親身な感じが増してきました。

その日、夫の実家は小樽、私の実家が十勝であること。私には2つ目の公的な仕事も決ま手地ることを伝え、書類も提出しました。

3日後、息子の入所認定が届きました。

 

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